「イヤホン」といえば、最近スマホやPCに挿すことなく使えるワイヤレスイヤホンが主流の時代になってきましたね。
便利な分、「お高いんでしょ?」と、思われがちかもしれまん。もちろん機能やスペックも様々なので、高性能のものは2~3万円、それ以上するモデルも多数存在しますが、1万円以下のお手頃価格で手を伸ばしやすいイヤホンもたくさんあるのでご安心ください!
ただ、「どんなことを気にして選べばいいの?」とお悩みの方も多いと思います。筆者個人の意見ですが、まずは連続再生時間が1番大事なポイントだと考えています。イヤホンを使いたい時に、充電切れで使えないのは致命的。価格によって再生時間は大きく変わってくるので、事前にチェックが必要です。
この記事では連続再生時間も含め、ワイヤレスイヤホンで値段が変わってくるポイントと、5,000円以下&1万円以下のおすすめ商品を紹介します。
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値段ポイント1|連続再生時間の長さ
ワイヤレスイヤホンはコードを機器に挿さずに使えることがメリットですが、その分、事前に充電が必要で、内臓バッテリーが切れると使えなくなってしいます。「イヤホンなんて音が聞こえればいいから、安い方がいい」的な考えの方であっても、必要な時に電池切れでイヤホンが使えない、ということは避けたいはず。
フル充電をした上で、どれくらいの時間、音楽を再生できるのかが「連続再生時間」ですが、この時間はモデルによって大きく異なります。
自分がどんなシーンでイヤホンを使用する予定なのか、場面に合わせて選ぶといいでしょう。
安いワイヤレスイヤホンの連続再生時間は短めなものが多い傾向にあります。目安は3~4時間程度。
通勤や通学、スポーツをする時だけに使用する方におすすめです。
一方、在宅勤務中ずっとイヤホンを使用したり、映画・動画鑑賞を何本もするなど、長時間の使用を考えるのであれば、6~8時間以上を選ぶと安心でしょう。
完全ワイヤレスイヤホンの場合は、付属のケースに収納すると、それだけで充電することもできます。ケースと合わせた連続再生時間も確認しておきましょう。
また、急速充電に対応していれば10分ほどの充電で1時間以上再生が可能なものもあります。
うっかり充電を忘れていた!なんて時も、急速充電対応だとスグに充電ができて安心です。
値段ポイント2|左右一体型か、完全ワイヤレスか
ワイヤレスイヤホンには種類があります。左右のイヤホンがコードでつながっている「左右一体型」と、そのコードすら完全にない「完全ワイヤレス」の2つが代表的。
2つにはそれぞれ、下記の図のような、メリット・デメリットがあります。
完全ワイヤレス(左右分離型) | 左右一体型 | |
---|---|---|
見た目 | ||
メリット | ケーブルが完全に無いため、快適 | ケーブルがあるためイヤホンを紛失する心配がない |
デメリット | 耳から落として紛失する可能性がある | 首元のケーブルが煩わしく感じる場合がある |
価格面 | 高い傾向 | 安い傾向 |
価格面で見ると、同じスペックであれば「左右一体型イヤホン」の方が安価でコスパが良い傾向があります。
それは、完全ワイヤレスは、左右で独立している分、データ通信の量が増えたり、バッテリーをイヤホン内部に組み込んだりと、構造が複雑になるためその分技術力も必要になり高価になるからです。
安価な価格設定でワイヤレスイヤホンを選ぶ場合、左右一体型イヤホンの方が選択肢が多い傾向にあるでしょう。
値段ポイント3|音質に関わる対応コーデック
ワイヤレスイヤホンで音が聞けるのは、Bluetoothを使ってスマホからイヤホンに音声データを飛ばしているから。 この時、音声データを圧縮するために使われている技術が「コーデック」。 コーデックの一部を紹介します。
コーデック名 | 遅延 レベル |
音質 レベル |
特徴 |
---|---|---|---|
SBC | 遅延あり | 標準レベル | 標準のコーデック。ほぼ全てのワイヤレスイヤホンが対応。対応コーデックの表記が無くても「SBCには対応している」 |
AAC | SBCよりも 低遅延 |
SBCよりも 高音質 |
iPhoneなどiOsで主に対応している |
aptX | AACよりも 低遅延 |
AACよりも 高音質 |
Androidで主に対応している |
ワイヤレスイヤホンとスマホで同じコーデックに対応していないと、本来の威力が発揮されません。 なのでiPhoneユーザーはAAC、AndroidユーザーはaptXを選ぶのがオススメ。
価格が安いと、対応コーデックが少なかったり、そもそも対応コーデックの表記が無い場合もありますが、どのイヤホンにも「SBC」は標準装備されています。
ただ、コーデックは、あくまで音質の一つの指標に過ぎない、ということは覚えておくとよいでしょう。イヤホンの構造や形状による部分も大きく、「SBCのみ対応」であっても音質が悪いわけではないので、ご安心ください。。
値段ポイント3|スポーツ用なら防水性能
自転車・ジョギング・ジムなどで運動しながらイヤホン使うことを考えている場合、汗をかいたり雨で濡れても大丈夫な防水レベルもおさえるべきポイント。
防水性能はJIS規格に則ってIPX1~IPX8の防水等級が決められています。IPX8が完全防水となりますが、IPX4以上のモデルであれば軽い雨や汗をかく場合でも使用可能。また、雨天時のランニングや、ハードな動きをする場合にはIPX5以上のイヤホンを選ぶと安心です。
ただ、防水レベルが高くなれば、その分、値段も高くなる傾向にあるので、防水機能が本当に必要なのかも含めてよく検討すると良いでしょう。
スポーツ用イヤホンについて詳しく知りたい方はこちらの記事も、どうぞ。
値段ポイント4|外音取り込みやノイズキャンセリングなどその他の便利機能
また、防水機能以外にも、イヤホンライフを快適にする機能はいろいろ存在します。周囲の騒音を打ち消して静かな状態で音楽を聴ける「ノイズキャンセリング機能」や、逆に周囲の環境音を聞こえるようにして、イヤホンをしながら人と会話ができたり、車の音を察知して交通事故に巻き込まれないようにする「外音取り込み機能」などが代表的。
しかし、機能は増えば増える程、製品の開発コストが高くなるため、価格も上がってしまいます。
なので安いイヤホン、特に5,000円以下の商品には、この辺りの機能は備わっていない場合がほとんど。この機能を求めるなら、予算アップの必要があります。
また、周囲の音をキャッチして騒音と逆の周波を作りだし、無音状態をつくる「アクティブ・ノイズキャンセリング機能」は、高度な技術が必要になるため1万円以下のイヤホンにはほとんど付いていないので覚えておくといいでしょう。
ノイズキャンセリングについて詳しく知りたい方はこちらの記事も、どうぞ。
5,000円以下おすすめワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンの値段を分けるポイント、いかがだったでしょうか? ここからは実際にお手頃価格ののおすすめワイヤレスイヤホンを5,000円以下と1万円以下に分けて、ご紹介します!
【軽量でスタイリッシュ!】 B-FINE Bluetooth5.0対応 ワイヤレスイヤホン
連続再生時間 | 8時間 | 充電時間 | 2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
約18gの軽量設計で、耳や肩に負担が少なくストレスフリー。
音楽再生や着信応答を手元で行えるリモコン付き。ハンズフリーで通話OK、連続通話約9時間。
【3,000円台でIPX5防水】高コスパ|
B-Reiz Bluetooth5.0対応 IPX5 防水ワイヤレスイヤホン
連続再生時間 | 8時間 | 充電時間 | 2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | AAC、SBC | 防水性能 | IPX5 |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
3,000円台という破格の安さながら、IPX5の防水性能を搭載で、汗や雨でも心配なし。
また、イヤホン形状がインナーイヤー型なので、外音が聞き取りやすく外でのランニングにも安心。 ネックバンド型なので、激しい動きによってイヤホンが耳から外れたとしても、首に引っかかり落下を防止してくれる。
【3,000円台で完全ワイヤレス!】まさにプチプラ|
B-RING Bluetooth5.0対応 ワイヤレスイヤホン
連続再生時間 | 約6時間 (ケース込で約24時間) |
充電時間 | イヤホン 約2時間 充電ケース 約2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | AAC、SBC | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
3,000円台という破格の安さながら、高価になりがちな完全ワイヤレスタイプのイヤホン。
イヤホン単体でも約6時間の長時間再生ながら、充電ケースとの組み合わせにより最大約24時間もの音楽再生が可能。充電ケースにはフックホルダーが付きなので、カラビナなどを別途用意すれば、カバンなどに取り付けることができる。ワイヤレスイヤホン初心者や、予備用のイヤホンに、という方にもオススメ。
破格の2,000円台!インナーイヤー型イヤホン|
B-FIT Bluetooth4.2対応 ワイヤレスステレオイヤホン
連続再生時間 | 約4.5時間 | 充電時間 | 約2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | 表記なし | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
2,000円台という破格の安さ。耳栓のように耳穴をギュッと塞ぐタイプの「カナル型」とは違い、「インナーイヤー型」といって耳のくぼみにひっかけるイメージのイヤホン。耳栓のような圧迫感が苦手な方にオススメ。耳栓タイプではないので、外音取り込み機能が無くても、周囲の環境音が聞き取りやすい。コードが平たい形状で絡まりにくいのも嬉しい特徴。手元のリモコンで曲送りなどの操作が可能。
小さ目ヘッドで寝ながらでも快適|
VERTEX Bluetooth5.0対応 極小イヤホン
連続再生時間 | 約4時間 | 充電時間 | 表記なし |
---|---|---|---|
対応コーデック | AAC、SBC | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
耳に入れるヘッド部分が非常に小さいのが特徴。寝ながら使っても耳が痛くなりにくい極小設計。密閉性に優れた2段階パッドを採用し、しっかりと耳に装着できるので、外れにくくダイレクトに音楽・通話を楽しめる。お子さんや小さな耳の方にも快適な付け心地が得られる。誰でも使いやすく、快適な装着感で、リモートワークやお子さんのリモート学習にも最適。
メタリックカラーがアクセント|
VERTEX QUALism Bluetooth4.1対応 ワイヤレスイヤホン
連続再生時間 | 約6時間 | 充電時間 | 表記なし |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
持ち運びやすいコンパクトサイズながら、連続再生時間は6時間。音楽再生、音量調整が手元でできる「高感度コントローラー」を採用。マルチペアリング(1台のBluetooth機器に対し、複数の親機を登録する機能)付きで最大8台まで可能。
イヤーフック付属で耳にフィット|
VERTEX BEm Bluetooth4.1対応 ワイヤレスイヤホン
連続再生時間 | 約6時間 | 充電時間 | 表記なし |
---|---|---|---|
対応コーデック | 表記なし | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
耳にしっかりフィットするイヤーフックが付属。コードの長さ調節可能なスライダーも付いていて、ちょうどいい長さにできる。スタイリッシュな見た目もポイント。左右のイヤホンがマグネットでピタッとくっつくので落下防止に。
【2WAYで使える】 VERTEX Bluetooth5.0対応 2WAY ワイヤレス&有線接続イヤホン
連続再生時間 | 6時間 | 充電時間 | 記載なし |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | なし |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
ワイヤレスでも有線接続でも2WAYスタイルで使えるBluetoothネックバンド型イヤホン。
普段は無線でワイヤレス、バッテリー切れや音声の遅延解消に有線で、と使い分けができます。有線接続用に「TYPE-C」、「3.5mmPLUG」ケーブルの2種類付属。スマホなどを2台同時にペアリング可能です。
【低遅延モード搭載】 GLIDiC Bluetooth5.1 完全独立型ワイヤレスイヤホン Sound Air TW-3000
連続再生時間 | 6時間 | 充電時間 | 2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | IPX4 |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
音声遅延を解消する低遅延モードを搭載。音の遅れを気にせずゲームや動画を楽しめます。
シルキータッチのマットな質感に、丸みを帯びたデザインが手に馴染みやすいイヤホンです。
1万円以下おすすめワイヤレスイヤホン
【コンパクトで高性能】 GLIDiC Bluetooth5.2&急速充電対応 Tile機能/AIノイズキャンセリング機能搭載 完全独立型ワイヤレスイヤホン TW-4000s
連続再生時間 | 8時間 | 充電時間 | 1.5時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | IPX4 |
外音取り込み機能 | あり | ノイズキャンセリング機能 | あり |
AIノイズキャンセリング機能搭載で聞きやすいクリアな音を届けます。外音取り込み機能で、ちょっとした会話はイヤホンをつけたままOK。
急速充電が可能で、朝のお出かけ前でも素早く充電します。
【周りの騒音を取り除く】 GLIDiC Bluetooth5.2&急速充電対応 ANC機能搭載 完全独立型ワイヤレスイヤホン TW-3000F
連続再生時間 | 6.5時間 | 充電時間 | 2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | IPX4 |
外音取り込み機能 | あり | ノイズキャンセリング機能 | あり |
周りの騒音を取り除くアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能に、周囲の音を自然に取り込む外音取り込み機能搭載。付けたままでも会話を楽しめます。
防水性能で水しぶきに強く、丸みを帯びたフォルムも持ちやすくて可愛い。
【ゲーミングモード搭載】 M-SOUNDS Bluetooth5.0対応 IP55 完全ワイヤレスイヤホン MS-TW23
連続再生時間 | 5時間 | 充電時間 | 2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC | 防水性能 | IP55 |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
カラフルなマカロンカラーが可愛い小さなイヤホン。ゲーミングモードONで不快な遅延現象を改善。
フィット感と高い遮音性能のハイブリットイヤーピース付属で、可愛いだけではなく、基本機能も充実!
スタミナバッテリー採用【連続11時間再生】|
M-SOUNDS IP54 急速充電対応 完全ワイヤレスイヤホン MS-TW11
連続再生時間 | 約11時間 ケース使用時:30時間 |
充電時間 | ケース:約2時間 イヤホン:約2時間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC/AAC/aptX | 防水性能 | IP54 |
外音取り込み機能 | なし | ノイズキャンセリング機能 | なし |
日本人ユーザーの嗜好やニーズに応えるため、デザインや音質チューニング、アフターサポートに至るまで、日本人デザイナー・エンジニアらによって行われているシリーズ。スリムで片耳わずか5gという軽量イヤホンながら、迫力のあるサウンド。 連続再生時間11時間と、スタミナあるバッテリーを採用。15分間の充電で約1.5時間使用できるクイックチャージ(急速充電)にも対応。IP54相当の防水・防塵仕様で突然の雨やランニング時の使用でも安心。
カジュアルに日常に馴染む|
GLIDiC 急速充電対応 完全独立型ワイヤレスイヤホン Sound Air TW-5100
連続再生時間 | 約8時間 ケース使用時:約28時間 |
充電時間 | ケース:1.5時間 イヤホン:約45分間 |
---|---|---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、aptXTM | 防水性能 | IPX4 |
外音取り込み機能 | あり | ノイズキャンセリング機能 | なし |
外音取り込み機能付きで、イヤホンをしたまま会話が可能。カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修による、 独自のイヤホン形状で、快適なフィット感を実現。10分間の充電で約2時間の再生可能な急速充電対応。IPX4の防水性能で水回りでも気にせず使える。スマホでイヤホンを探す「Tile」機能を搭載しているので紛失時も安心。
さいごに
安いイヤホンを選ぶときのポイントとアイテム紹介、いかがだったでしょうか? 安い中でも、是非あなたにピッタリのイヤホンを見つけて、毎日をより快適にお過ごしいただければ幸いです。Hameeでは、ここで紹介している以外のイヤホンも取り扱っています。もっと見たい!という方は、ぜひチェックしてみてください。
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